airbnbのビジネスモデルから学ぶ6つのこと。
- 2016.02.01
- Airbnbニュース
- ビジネスモデル
ジャパンダのAirbnbトリセツブログも終わりが近い気がする。理由は簡単だ、ジャパンダが配信しているレベルの情報なんて、その辺で溢れている。そして、ある程度このAirbnbのトリセツブログに集約できている。なので、目線を変えてみよう。今回はゲストやホスト目線ではなく、Airbnbのビジネスモデルとして勝手にまとめてみようと思う。
airbnbのビジネスモデルから学ぶ6つのこと
では早速Airbnbのビジネスモデルについて、6つほど紹介しましょ。
Airbnbビジネスモデルその1
世界対応
ビジネスモデルその1:Airbnbはアメリカ発祥のサービス。英語圏という事で、システムやサービスは英語で作る。そして英語が話せる人はすぐにサービスが使える。いわゆるローカライズをしなくてすむ仕様になっている。ローカライズとは、日本でやる場合は日本語、中国の場合は中国語、また、文化に根付いた対応を行う事をいうが、海外旅行する上でもはや英語を話せない人はほぼいない。Googleの翻訳を使えばほぼ解決する。だからといって日本人がいきなり英語のサービスを作ってもあかんけどねw
日本発祥のサービスとの大きな違いはここだろう。パイが違う。
Airbnbビジネスモデルその2
強行突破
ビジネスモデルその2:世界各国で可能なサービスだが、Airbnb以前よりB&Bという朝食とベッドを提供するという意味での宿泊サービスは日本では馴染みはないが、世界中で知れ渡っている。そのB&BのプラットフォームとしてAirbnbが登場し、世界の人々にエキサイティングな体験を提供している。
そして何と言っても、各国の政府とやりあっているという点でも、日本ではあまり見られないビジネスモデルだろう。ちなみに日本政府ともやりあっているし、Airbnbが利用できない国もまだあるようだ。グレーゾーンを躊躇なく強行突破してくる。あとの問題はユーザーにある。と、Airbnbの注意書きにも書いてあるけど誰も見ていないだろうw
そしてAirbnbが広がる事によって、条例や州法、ライセンスの有無など、その影響はどんどん広がる一方だ。これがインターネット時代のすごいところだ。あっという間に世界中で広がるのだから、国としても対応せざるえなくなる。グレーだからこそメディアに取り上げられる事も増えてくる。バズらせるビジネスモデルでもあるね!
Airbnbビジネスモデルその3
リーンスタートアップ
ビジネスモデルその3:IT業界にいる人には馴染みのある言葉のリーンスタートアップ。このリーンスタートアップを簡単に説明する。普通のサービスは全て作って完成してから初めて世の中に公開される。しかし、それでは公開した後に本当にニーズがあるのか?このサービスで顧客は満足できるのか?そしてそのサービスを作り上げるためにかけた費用は回収する事ができるのか?この費用が最終的に莫大になってくる。数千万円の投資なんてザラだ。
リーンスタートアップはとは?
まずはサービスのゴールを設定する。そしてそのゴールに近い最小限のサービスを構築。数日間から数週間程度で作成したものを、アーリアダプターと言われる人に使ってもらう。アーリアダプターとは、簡単に言うとミーハーな人だ。新しいもの好きに触ってもらっい、フィードバックをもらう。ここは使わない、これは必要だ。デザインがどうだとか。そしてPDCAを繰り返す。検証し、再構築を繰り返す。
Airbnbも最初は小さい規模で初めて、どんどん大きくしていった。この理解をしてくれる上司や会社にお勤めの方は非常に恵まれた環境だ。が、ほとんどんがリーンスタートアップをさせてくれないwww なので、ここは参考にならないビジネスモデルかも!
Airbnbビジネスモデルその4
送金の簡単さ
ビジネスモデルその4:大体が月締めの翌月末払いなのだが、Airbnbは送金限度に達成したら自動で指定の口座に振り込んでくれる。これはありがたい!そして使いやすい!決済ビジネスは数年前から注目されているビジネスモデルだ。
ジャパンダは基本的にPaypal
を利用している。
Airbnbビジネスモデルその5
広告の多さ
ビジネスモデルその5:これまたアメリカ的というか、理にかなっているというか、3年前ほどからAirbnbの広告が急激に広がった。サービスがある程度安定したところで、一気に広告を出し、利用者を爆発的に増やしたのだ。これが仮に日本のサービスなら、日本語で検索した人に日本語の広告が出るが、Airbnbは多言語化対応しているので、世界中に広告を出して、一気に知名度を上げた。今や企業価値5兆円とまで言われているほどだ。それと比較すれば広告費用なんて微々たるものだ。Airbnbの広告費用はどの程度なのか、ちょっと調べてみる。
Airbnbビジネスモデルその6
シェアリングサービス
ビジネスモデルその6:もはや説明する理由もないが、共有する事でエキサイティングな旅ができるのがAirbnb。現地の生活を生で体験できる。しかも安心安全で保険も入っている。
そして個人が大手と同じビジネスを行う事ができるのもすごいことだ。
この共有サービスからAirbnbはどういった広がりを目せてくれるか楽しみだ。また、新しいビジネスモデルを確立する気もする。
Airbnbビジネスモデルまとめ
5つほど紹介させてもらったが、それ以外にも多くのビジネスを成功させる方法がある。Airbnbビジネスにのかって、エニカなどもできるようになっているが、ジャパンダが期待する次のシャリングサービスはコレだだだだだだ!!!!
シェアリングワーク
そう、仕事を共有するのだ。現地の生活を共有し、現地の人が働いている環境を共有する。もしくは日本人同士で仕事を共有する。民泊も農家の仕事をさせたり酪農をさせたりと体験と言いながら仕事をしているし、仕事をしている側もお金を払ってまで仕事をしているw
実際にオランダでは、短時間労働をいくつかさせる事で失業率を下げているそうだが、こういった雇用ではなく、仕事の時間を楽しめる!といった感じにして欲しい。
例えば、ラーメン屋で働きたい外国人に手伝いをさせる。
農家体験したい人を呼ぶ
など、作業による対価ではなく、職場体験による対価を得るという事だ。お金を払ってでもその職業を見てみたい人はたくさんいるだろう。独立したい人、会社のアイデアを考える人もそうだ。Airjob(仮称)の時代ももうすぐそこまで来ているぞ!
仕事を共有する時代・・・
おもしろそーーーー!
さて、次のビジネスを探すとするか。
レッツポジティブ!
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