【悲報?吉報?】AirbnbのTV CMで喜ぶ人、損する人を考えた。
- 2017.06.15
- Airbnbニュース
広告業界にも少々詳しいジャパンダの見解。今回のAirbnb TV CMは現在の民泊業者や個人経営(副業も含む)人にどういった恩恵があるのかをぶっちゃける。
そして、これをポイントにまたAirbnbと向き合って考える1日になるだろう。TV CMが始まることで起こりうる大きな2つの波。
日本最大の山口組がAirbnbを始めたら・・・面白がって宿泊する人増えそう・・・反社会派勢力の資金を作ることになるので、やめてください・・・。
【悲報?吉報?】AirbnbのTV CMで喜ぶ人、損する人を考えた。
AirbnbがCMを流す理由。大きな波を作る
まずはAirbnbがTV CMを流す理由を考えよう。
1:税金対策(儲かっている企業は広告を出してください圧力がある。税金抜かれるならCMのスポンサーで相殺だ)
2:潜在ホスト(Airbnbの存在を知らない高齢者)になりうる人へのアプローチで優良ホストを増やす(波1)
3:IPO時の株式をハネあげる(波2)
4:海外旅行を行くのにもAirbnbを利用しようとする人が増える。LCC+Airbnbで激安ツアーを組む旅行会社もできそう。
ジャパンダ的には3が怪しい・・・。そろそろIPOのタイミングなのかもしれない。と、買おうか。。。。
AirbnbのTV CMで弊害を受ける人
AirbnbのTV CMをすることで弊害を受けそうな人を想定した。
1:潜在ホストが多く誕生することで、現在ホストが収益が減る。
2:公になることで隣近所の人にAirbnbをやっていることがバレる。通報。
3:民泊サイトを運営者は大打撃だろう。検索数が減り、減益。というか勝とうと思うこと自体難しい。
4:海外旅行会社も打撃を受ける。Airbnbでホテルに宿泊しない人が増える可能性が高い。
今までのAirbnbのトラブルも浮き彫りになるし、それなりの対応会社が産まれる。週刊誌のネタにもなるだろう。
これは避けられないし、東京や大阪では通報をする輩が既に存在しており、Airbnbのライバル潰しをしている。これは分別がつかないぶん対策のしおうがない。
AirbnbのTV CMでメリットがある人
弊害を受ける人の逆がそうだ。
1:今まで空き家だった部屋をAirbnbで民泊スタートさせるオーナー続出。
2:現在許可を得て民泊を運営している優良ホストは、AirbnbのTV CMが行われることでグレーゾーン民泊運営者が淘汰され、なおかつ公衆の意識を向けることができるので売り上げが増える可能性がある。敵が減り、客は増える。
3:テレビ放送ということはテレビ局のスポンサーになるということ。今までさんざんネガティブなことを流していたメディアは一転。良いことしか言わなくなる可能性があり、民泊ビジネスが他人に認めてもられる仕事になるかもしれない。
AirbnbのTV CMは策略
外資系はバカじゃない。TV CMを流すのも単純に考えない。ホストのこと、ゲストのこと、投資家のこと、売り上げのこと。
全てを考えて最善の方法として今回のTVCMなのだろう。さらに売り上げをあげ、IPOでエグジットだ。
Airbnb・・・、思った通りデカくなりやがったな。
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