民泊の始め方?【実録3件紹介】民泊経営失敗の原因と損失額
- 2021.08.24
- Airbnbトラブル
- コロナ, トラブル
コロナになる前はかなり盛り上がっていた民泊ビジネス。コロナ禍初年度の夏も案外儲かった話を聞いた。GOTOでAirbnbも対象になった事と、観光客や人流が増えた事で、「やっぱり民泊は手堅い投資だ」と言われていたし、東京オリンピックも控えていた事、ワクチンが話題になったりと、私ジャパンダも少々楽観的ではあった。
が・・・、束の間。
GOTO後に民泊は儲かる神話は崩れた。
知人3人の元民泊経営者から失敗の原因を教えてもらった。そして、うまいこと成功転換したオーナーもいるので最後に話したいと思う。
民泊の始め方を探している人は、この体験は数百万円の損失を防ぐ事になるはずだ。民泊経営をしっかり考え直そう。
民泊経営失敗の原因、損失額を紹介
民泊経営失敗の一人目Aさん:失敗の原因はコロナの二次被害
この話を聞く前にはこんな話あるのか?と思ったが、話を聞いた後は「確かに」と確信に変わった。今から民泊経営を考えている人は、絶対にこの失敗した条件を忘れてはいけない。
コロナ二次被害とは?
近隣住民にコロナ感染者が出た。ここまで最近はよくある話だが、この民泊オーナーはちゃんと経営をしていた方で周辺住民にも定期的にご挨拶をしていた。
これが仇になったのだ。
周辺住民と近い関係になったから、住民からオーナーに連絡があった。
「コロナ感染者が出たみたいだから、しばらくは民泊控えてね」
と。しばらくの間とは短くても1週間、長くても1ヶ月程度だろうと思ってたそうだ
結論、半年民泊経営ができなくなった。さらに半年経過した後に近隣住民に相談するが、「もう少し待ってね」の繰り返しだったそうだ。
先行き不透明すぎて、あえなく民泊経営を断念。失敗の原因が「近隣住民と顔見知りになっていた」と、普通なら良い事なんだが、オセロのようにひっくり返った。
え!?1件程度民泊経営できなくなっても失敗とは言えないでしょ?
と思うだろうが、民泊経営者のほとんどが複数経営をしており、同じマンションで1フロア複数部屋丸ごと借り切ったり、周辺近隣に借りたりする。効率を考えると複数民泊経営は当然だ。
このオーナーは5件の部屋を抱えていた。
部屋の詳しい料金は教えてもらえなかったが、相場で言うと1部屋15万円、ランニングコストを入れると20万円近くなるだろう。20万円の5部屋で毎月100万円だ。
6ヶ月で600万円は気持ちも萎える。
このオーナーいわく、
「今後民泊が復活したところで、外国人が宿泊客という時点で周辺住民は納得してくれないだろう」
と言っていた。
外国人集客がウリのAirbnb。そしてコロナ。相性が良すぎて相性悪すぎる。
退去費用やローン、リース、その他経費を考えると、民泊運営出来なくなってから撤退までに1000万円は失ったと考えられる。
民泊事業を行う人がこのブログを見る事もあると思うが、肝に銘じておいた方がいい。
・民泊の中心は外国人であること、
・外国人がコロナ感染の可能性があること、
・周辺住民が納得しない事、
・周辺住民がコロナになる可能性があること、
・自分がコロナに感染する恐れがあること、
民泊物件は確かに多く出てきているが、こういった失敗事例を聞くと事業をスタートさせる上でリスクを減らす事はできる。
民泊経営失敗事例まとめ
経営失敗事例を全部紹介しようと思ったが、小分けにして紹介していく。
民泊は簡単だが、故に難しい、
民泊経営を始める前にこのブログを読んで良かったと思ってくれればありがたい。
コロナ問題は単純じゃない。風評被害もあるし、逆にリストが減った事でチャンスも大きい。今のうち稼ぐというオーナーと、今は休憩するオーナー、撤退するオーナー、色々いるが、
ジャパンダ的アドバイスは、
小さい部屋で始められるのであれば投資リスクは最小限に抑えられると思う。
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